化粧品選びを自分の肌に合ったものを選ぶといっても、非常に難しいですよね。
しかし、何種類ものお化粧品を試して自分の肌に合う、合わないを見極めるよりも
もっと簡単に、明日から実践していただけることがあります。
それは、〈0番目のスキンケア〉とも言われている、落とすケアについて。
誰でも簡単に気をつけて改善することができること、それは【落としすぎ】です。
現代人に乾燥肌タイプが多いのは、過剰なクレンジングも原因の一つです。
クレンジングできゅっとなるのが好き、
むしろそれが無いと落とした感じ、綺麗になった感じがしない。
という感想を伺ったこともあります。
お肌に合っているかどうか、よりも 使用感や、テクスチャーの好みで選んでいると、
知らぬ間に〈落としすぎ〉の状態に陥っていることも。
過剰なクレンジングは、メイク汚れや不要な角質だけではなく、
〈お肌に必要なもの〉例えば皮脂も根こそぎ取ってしまいます。
悪者と捉えられることが多い皮脂ですが、
皮脂と汗のバランスで天然の潤いヴェールとして役割を果たします。 その背景では、適度な量の皮脂は善玉菌の餌となり、
善玉菌がグリセリンを生み出し、良質な潤いの元となります。
なぜ、お肌に適度な皮脂が必要なのか。メカニズムを知ると、考え方が変わりませんか?
しかし、皮脂はあくまで【油】であることは代わりありません。
いつまでもそのままにしておくと、空気に触れて【酸化】した皮脂になってしまいます。
酸化した皮脂は肌トラブルの大きな原因の一つとなり、
さらにくすみの原因にもなってしまいます。
不必要な皮脂はしっかり洗うことが大切です。
朝は起きたらぬるま湯で洗い流すか、 もしくはさっと優しく洗顔料を使って洗う。
そして何より、夜のお手入れが大切です。
まずは帰宅したら、なるべく早めにクレンジングをしてメイクを落としてあげてくださいね。
EVERYSKINの〈落とす〉ケアについては、こちらのコラムでご覧いただけます。